認知症の進行を緩やかにするには 社会とのつながりを持つことが大切です。
認知症と診断されてからも人生は続きます。同じ境遇の仲間や相談にのってくれる専門職と出会い、自分らしく過ごせる居場所を持つこと で、穏やかに過ごすことができます。
また、活用できる制度やサポート情報を早いうちから知っておくと、いざという時に役立ちます。
宇治市では認知症の本人・家族が活動、活躍できる場がたくさんあります。 好きなこと、やりたいことに取り組めるようにサポートをします。
れもねいど加盟企業・団体のご協力のもと、農作業に取り組んでいます。 作業を通して人と交流し、販売を通して地域とつながります。 作業や販売を通していただいた対価を参加者にお渡ししています。
認知症の本人・ 家族向けの出会いの場を開催しています。毎回メンバーの「やりたいこと」にチャレンジし、それぞれが役割を発揮できるプログラムを一緒に考え実施します。
京都認知症総合センター内の常設カフェにて木工や手芸、カラオケや麻雀など のプログラムが定期的に開催されています。社会 参加や生きがい作り、 認知症のご本人主体の活動、初期支援プログラムの支援を行っています。
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事業を通して知り合った認知症の本人・家族による当事者チームです。テニスや卓球などの自主活動や各事業への参加など活発に活動されています。
認知症本人や家族、せんもんか、地域住民等が本人のやりたい事・出来る事など“ものづくり”を中心に活動。介護サービス事業所や一般企業等のニーズにも対応しながら社会参加や就労にもつながる初期支援プログラムとして実施します。
認知症に関する知識や、知って役立つ支援情報などを学べる場所やツールがあります。情報を上手く活用し、認知症と共生する道を知ってください 。
認知症の人をサポートするご家族を対象に、介護や医療における役立つ知識を6回シリーズで学べます。講座の後は普段の介護について相談できる交流会も開催されています。
ご本人やご家族、伴走する専門職など誰もが認知症と向き合い生活を再構築するために必要な情報や知識、そして正しい理解を促進するための「場」として、お互いに学びあえる「教室」を開催しています。
宇治市長が「認知症の人にやさしいまち・うじ」を宣言し たことを記念して宇治市オリジナル冊子「みんなで認知症サポートブック」 が作成されました。 宇治市の認知症の取り組みの紹介や、認知症専門医からのメッセージ、認知症の人の視点に立ったこれ からの支援と「認知症の人にやさしいまち」づくりについて掲載しています。
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認知症の人が地域の中で生活を継続できるように、様々な制度や事業があります。それぞれのステージやニーズに合わせて上手く活用しましょう。
認知症等により、行方不明になるおそれのある高齢者等の情報を事前に登録いただくことで、行方不明になられた場合に、すみやかに関係機関と連携・情報共有し、早期に発見・保護することを目的とした取り組みです。
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認知症等により外出時に道に迷うおそれのある高齢者等の家族等に対し、対象高齢者等の位置情報を提供する GPS機能を備 えた機器を貸与します。また、機器利用にかかる月額利用料金やその機器を用いた位置情報検索料金について助成します。
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介護保険制度では、常時介護を必要とする状態(要介護状態)になった場合や、家事や身支度等の日常生活に支援が必要で あり、特に介護予防サービスが効果的な状態(要支援状態)になった場合に、介護の必要度合いに応じた介護サービスを受けることができる制度です 。
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認知症の程度によって 「精神障害者保健福祉手帳」や「身体障害者手帳」を取得することができます。 公共料金の割引や一部税の控除が受けられる場合があります。そのほか介護保険にはない障害福祉サービスの利用ができる場合があります。
障害の治療にかかる医療費の自己負担を少なくする制度です。通院での診察、精神薬の処方、デイケア、訪問看護など が対象で、入院は対象外です。実施主体は都道府県や指定都市になります。
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家族介護者の適切な介護知識・技術等の習得を目的とした教室を開催しています。